吸光度リーダー
PHERAstar® FSX、 CLARIOstar®、 SPECTROstar®/FLUOstar®/POLARstar® Omega、そしてSPECTROstar® Nanoで吸光度測定を行うことができます。BMG LABTECHはフィルター式ではなくUV/Visスペクトロメーター式の吸光度測定をプレートリーダーに搭載した最初のメーカーです。高出力キセノンフラッシュランプでサンプルに全波長光を当て、超高速UV/Visスペクトロメーターで特定波長測定ではなく全波長の吸光度を測定します。220nm~1000nmまでの全波長域を1ウェル当たり1秒以下で測定できるのです(分解能 1~10nm任意指定)
吸光度測定の概要
Optical Density (OD)と表記される吸光度は、サンプルに当てる光の強度とサンプルを通過した後の光の強度の比(対数)から求められます。
一般的にはフィルターによって選択された波長の光の一部がサンプルに吸収されます。吸収されなかった光は透過光として検出されます。
サンプルに吸収される光の量はその濃度に比例する(ランベルト・ベールの法則)ため、核酸やタンパク質の定量やELISAなどの一般的な定量試験に吸光度測定は用いられています。 BMG LABTECHは、様々な吸光度マイクロプレートリーダーを用意しております。
吸光度測定用マイクロプレートリーダー
以下のプレートリーダーは吸光度測定に対応しています。
PHERAstar FSX - HTS用ハイエンドリーダー
CLARIOstar - LVFモノクロメーターTMを搭載、最高の柔軟性を誇るリーダー
Omegaシリーズ - 拡張性の高いスタンダードリーダー
SPECTROstar Nano - キュベットポートを搭載した、 吸光度測定専用リーダー
吸光度測定
BMG LABTECH社製プレートリーダーを使用した吸光度測定の例: